お洋服を制作するときの注意事項

最終更新:2023/07/05
設置:2023/05/09


イメージライン


【色と糸】


〇制作する生地と糸:基本
製作する色柄はアソートです。
糸は厳密に生地と同一ではなくてもOKです。
特に指定がなければ、反対色などではなく、なじむ色を使用してください。

〇黒生地の糸
黒糸のみ、色落ち防止のため当方指定のシャッペスパンをご利用ください。
ロックミシン糸はグレーを使用してください。

〇糸の追加購入
糸を追加で購入した場合、納品書と一緒にレシートを提出してください。次回お支払い時に生産します。購入した糸は返送の荷物と一緒に封入してください。


【制作時の気をつけて欲しいポイント】


〇ギャザーにつきまして
ギャザーの寄るものは均等にギャザーを寄せてください。
=推奨STEP=
1・2本ミシンをかける(均等に寄るならば1本でも可)
2・均等にギャザーを寄せる
3・アイロンをかける(できれば)
4・縫製

〇スナップボタンの縫い付け
裏面につけるスナップボタンは、表面にひびかないように縫い付けてください。表面に糸が響いていた場合はお直しをお願いします。
本体から浮いたり、とれないようにしてください。
指定の位置にまっすぐ取り付けてください。

〇パーツの縫い付け
飾りのリボンやボタンは、しっかり縫い付けてください。
本体から浮いたり、とれないようにしてください。
指定の位置にまっすぐ取り付けてください。

〇布の汚れにつきまして
強い折れ・布傷・シミ・汚れがある場合は、その部分を避けて製作をしてください。
ミシンの汚れが布や縫い目につく場合もあるため、道具の手入れをお願いいたします。

〇布の折れ目につきまして
生地が強く折れた部分は仕様しないでください。
例:畳んである部分にくっきりついている折れ
例:アイロンをかけてもとれない折れ
生地の折れ部分を「わ」中央にすると、強く折れ目が残ってしまう場合があります。
この場合は布傷となりますため、生地の折れが強い場合は一度アイロンをかけてください。
生地の折れが取れない場合は、折れを外して制作をしてください。

〇糸処理
端糸の処理はなるべく丁寧にお願いいたします。
縫い目がダマになって目立つ場合は減点になります。

〇チャコペン
チャコペンの色が表に響かないように気を付けてください。
特に、洗っても落ちないものや、強い色を使用している場合は注意してください。

〇サテンリボンなどのライン
ラインがよれたり浮かないよう、丁寧に作業をお願いいたします。
当方から見て極度のヨレや皺がある場合は縫製不良とみなされる場合があります。
不得意な場合は選択を避けてください。

〇飾りのリボン
サテンリボンで制作する飾りのリボンは、特に丁寧に制作してください。
サンプルと同一の仕上がりになるように、バランスや、ねじれなどがないか確認してください。
ヨレや明らかなバランスの違いなど、形が不格好な場合は縫製不良とみなす場合があります。

〇仕上げのバランス
お洋服の左右のバランスが大きく偏ったりつれたりしないよう、丁寧な縫製をお願いいたします。
リボン等の飾りパーツでは特に気を使っていただけると幸いです。
ヨレや明らかなバランスの違いなど、形が不格好な場合は縫製不良とみなす場合があります。

〇糸やゴミを縫い込んでしまう
縫製時は糸やゴミを取り出せない部分に縫い込まないように気を付けてください。縫い込んだものが表から見て目立つ場合、縫製不良になります。(例:白の服の中に黒の糸を縫い込んでしまう)


【縫製不良】


〇縫製不良の基準
「気を付けて欲しいポイント」の項目に該当し、当方から見て目立つとき、縫製不良とします。

〇お直しの場合
次回発注時にお直しのお願いをする場合があります。修理ができない場合は、翌月分のお支払い分から引かせていただきます。

〇お支払い金額から差し引く場合
縫製不良としてお支払い金額から引かせていただきます。

〇特定のパーツについて
他の部分は問題なく仕上がっていて、特定のパーツのみに難点が発生する場合は、苦手なものとみなします。その場合、該当のパーツが含まれるお洋服の制作は、ご選択いただいてもお断りをする場合があります。


【納期】


基本的な納期は2か月以内を目安にしています。
それ以上かかる場合は、メールでご連絡・ご相談ください。
納品前にご連絡をいただけると幸いです(伝票番号は不要です)。


【守秘義務】


発注物に使用している型紙を、無断で盗用・手直しして製品を制作・販売することを禁じます。
(販売物へ当店の型紙を使用する場合は別途規約があります。お問い合わせください。)
工賃などの価格をインターネットやドールイベントなどの場所で公表することを禁じます。
守秘義務に反することが確認されたとき、場合により、弁護士へ相談をします。